陸上競技の名言・格言30選!心に響くかっこいい言葉まとめ
今回は、陸上競技にまつわる名言・格言を30個集めました。
日本のトップ選手から世界記録保持者まで、心に響く言葉ばかりです。
部活の目標にしたり、チームのスローガンにしたり、ぜひ参考にしてみてくださいね。
努力・成長の名言
「走った距離は裏切らない」
野口みずき(アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・座右の銘)
アテネ五輪で金メダルを獲得した野口みずきさんの座右の銘として広く知られる言葉です。本人はインタビューで「走った距離とは言ってますけど、努力は裏切らない。毎日の積み重ねがすごくものを言う競技だと思う」と語っています。日々の練習をコツコツ重ねることの大切さを教えてくれる、陸上選手にとって最も心強い名言のひとつです。
「夢を現実にするには、ものすごい量の決意と献身と自己規律、そして努力が必要だ」
ジェシー・オーエンス(1936年ベルリン五輪4冠・著書『Jesse, a Spiritual Autobiography』1978年より)
1936年のベルリン五輪で4つの金メダルを獲得したジェシー・オーエンスの言葉です。原文は "We all have dreams. But in order to make dreams come into reality, it takes an awful lot of determination, dedication, self-discipline, and effort." 夢を語るだけでなく、地道な努力を続ける覚悟が必要だと説いています。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
高橋尚子の座右の銘(元三洋電機副社長・後藤清一氏の言葉を恩師から受け継ぐ)
シドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子さんが、高校時代の陸上部監督から贈られ、座右の銘としてきた言葉です。もともとは後藤清一氏の言葉で、長距離ランナーの間で語り継がれてきました。結果が出ない苦しい時期にこそ、目に見えない力を蓄えているのだと思える、陸上選手を支える深い名言です。
「9秒台は通過点。世界のスタートラインに立てただけ」
桐生祥秀(2017年 9秒98達成後の記者会見にて)
2017年に日本人初の9秒台となる9秒98を記録した桐生祥秀選手が、記者会見で語った言葉です。日本新記録の喜びに浸ることなく、次の目標を見据えた姿勢に、トップアスリートの成長への飽くなき追求が表れています。
「常に一人の時間を大切にして、走り続けることで、答えはいつも見つかっている気がする」
大迫傑(著書『走って、悩んで、見つけたこと。』文藝春秋・2019年)
マラソン日本記録保持者・大迫傑選手が初の著書で綴った言葉です。仲間との練習も大切ですが、一人で走る時間の中でこそ自分と向き合い、答えが見えてくる。陸上競技という「自分との戦い」の本質を捉えた名言です。
「24時間365日を3年。マラソン選手になるには、3年間はしっかりかかる」
瀬古利彦(早稲田大学ウェブサイト・大迫傑との対談にて)
マラソンで15戦10勝という驚異的な勝率を誇った瀬古利彦さんの言葉です。「3年間はもう、なりふり構わずマラソンのことだけを考えて訓練して、初めてマラソン選手になれます」と続きます。近道はなく、ただ積み上げるしかないという厳しくも温かいメッセージです。
「限界なんて考えない」
ウサイン・ボルトの姿勢を表す言葉
100m・200mの世界記録保持者ウサイン・ボルトは、自分の限界を決めつけないことで知られています。人類最速の男が体現してきた "I don't think limits." という姿勢。自分の限界を決めつけないことが、どれだけ大きな可能性を開くかを教えてくれます。
「10秒00の時から3年間で0秒05縮めただけですが、内面的な変化はすごくあった」
山縣亮太(2021年 9秒95日本新記録達成後のインタビューにて)
数字にするとわずか0秒05。しかし、そこにたどり着くまでの3年間で、肉体だけでなく考え方や内面が大きく変わったと山縣選手は語っています。記録の裏にある人間としての成長こそが、本当の財産なのだと気づかせてくれる言葉です。
練習がつらいときに思い出すと、もうちょっと頑張れそうですよね。
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チームワーク・仲間の名言
「駅伝は選ばれた選手しか走れない。だからすごくやりがいを感じる」
設楽悠太(月刊陸上競技・インタビューにて)
マラソン元日本記録保持者の設楽悠太選手が語った言葉です。個人競技である陸上の中で、駅伝だけはチームで戦います。仲間に選ばれ、チームを背負って走る特別な誇りが込められた言葉です。
「いつも近くで支えてくれるチームメイトがすごく力になった」
山縣亮太(2021年 9秒95日本新記録達成後のインタビューにて)
日本新記録を達成した直後、山縣選手が最初に口にしたのは喜びだけではなく、仲間への感謝でした。個人種目であっても、日頃の練習で一緒に高め合う仲間がいるからこそ、最高の結果が出せるということを教えてくれます。
「メダルの色を決めるのは金銀銅ではない。本当のメダルは、競技を通じて生まれた友情だ」
ジェシー・オーエンス(講演・著作より伝わる言葉)
原文は "Friendships born on the field of athletic strife are the real gold of competition. Awards become corroded, friends gather no dust." メダルはやがて色あせても、競い合う中で生まれた友情は永遠に輝き続ける。ライバルであり親友でもある、陸上選手同士の絆を美しく表現しています。
「ここまで来られたのは、周囲の支えがあったから」
陸上界に伝わる言葉
大記録を出した選手が、真っ先に口にするのは感謝の言葉です。桐生選手も9秒98達成後の記者会見で監督やコーチへの感謝を語りました。華やかな記録の裏には、家族や仲間の支えがある。感謝を忘れない姿が、多くの人の心を打ちます。
「褒めてやる気を引き出す。選手一人ひとりに合わせた指導が大切」
小出義雄(陸上指導者・高橋尚子らを育てた名伯楽)
シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さんを育てた小出義雄監督の指導哲学です。olympics.comのインタビューで紹介されているように、高橋選手が「怒られると萎縮するタイプ」だと見抜き、褒めて伸ばす方針に切り替えたことが、金メダルにつながりました。チームの指導者や先輩にも通じる考え方です。
「まずは自分のために走る、そして楽しむ。それが国のためになる」
ウサイン・ボルトの姿勢を表す言葉
ジャマイカの英雄ボルトは、インタビューで繰り返し "fun" や "enjoy" という言葉を使い、「まず自分が楽しむこと」を大切にしていました。チームや国のためにと力みすぎるよりも、まず自分自身が全力で楽しむこと。その姿が結果的にチーム全体を盛り上げるという考え方です。
「走ることが私のすべてだった」
モハメド・ファラー(2023年 現役引退時のインタビューにて)
五輪2大会連続で5000m・10000mの2冠を達成したモハメド・ファラーが、引退レースの後に語った言葉です。原文は "Running was everything to me." シンプルですが、陸上競技に人生を捧げたアスリートの思いがすべて詰まっています。チームメイトやファンへの感謝も込められた一言です。
大記録を出した選手が最初に感謝を伝える姿、エダちゃんもいつもグッときます。
逆境・挑戦の名言
「初めて自分で自分をほめたいと思います」
有森裕子(1996年 アトランタ五輪女子マラソン・ゴール後インタビュー)
1996年のアトランタ五輪、女子マラソンで銅メダルを獲得した有森裕子さんが、ゴール直後のインタビューで涙ながらに語った言葉です。バルセロナに続く2大会連続のメダル。この年の流行語大賞にも選ばれました。苦しい挑戦を乗り越えた自分自身を認めることの大切さを、日本中に伝えた名言です。
「逃げてもいいんです。耐えられないものを耐えようとすれば人は壊れる」
為末大(LIFULL STORIESインタビュー・著書『諦める力』の考え方)
400mハードルで世界選手権銅メダルを獲得した為末大さんの言葉です。100mから400mハードルに種目を変えた自身の経験から、「目的さえ諦めなければ、手段は変えてもいい」と語っています。逃げることと諦めることは違う。勇気ある方向転換が、新しい可能性を開くこともあるのです。
「心配しても何も始まらない。心配しながらレースに出たら、もう負けている」
ウサイン・ボルト(GQ Magazineインタビューにて)
原文は "Worrying gets you nowhere. If you turn up worrying about how you're going to perform, you've already lost." 不安や心配に支配されるのではなく、練習を信じて本番に臨む。世界最速の男が実践していたメンタルの作り方は、すべてのアスリートに通じるものがあります。
「人は、乗り越えられない壁は与えられない」
瀬古利彦が座右の銘として語った言葉
故障からの復活を何度も果たした瀬古利彦さんが、広く知られた格言を自身の経験に重ねて語っている言葉です。目の前にある壁がどれほど高く見えても、それは自分が乗り越えられるからこそ現れたもの。ケガや不調に苦しむ選手にとって、前を向く力をくれる名言です。
「勝てないのは努力が足りないからじゃない」
為末大(著書『諦める力』プレジデント社・2013年)
著書のタイトルにもなったこの言葉は、「がむしゃらに頑張ること」と「正しい方向に努力すること」の違いを説いています。自分の強みを見極め、勝てる場所で勝負する。それは逃げではなく、戦略的な選択なのだと為末さんは教えてくれます。
「金メダルを賭けた戦いは本当の戦いではない。自分の内側にある、目に見えない戦いこそが本当の戦いだ」
ジェシー・オーエンス(Jeremy Schaap著『Triumph』での引用)
原文は "The battles that count aren't the ones for gold medals. The struggles within yourself - the invisible, inevitable battles inside all of us - that's where it's at." 本当の敵は相手ではなく自分自身。すべてのアスリートが日々向き合っている「内なる戦い」を的確に言い表した名言です。
「誰かにムリでしょと言われても、自分の可能性を信じ続ける」
陸上界に伝わる言葉
100mの9秒台、マラソンの日本記録更新。「ムリだ」と言われ続けた壁を、日本の選手たちは次々と打ち破ってきました。周囲の声ではなく、自分の可能性を信じること。それが逆境を乗り越える最大の武器になります。
「自分にとって陸上とは、走っている自分ではなくて、仲間と一緒に走ること」
陸上界に伝わる言葉
ケガで走れなくなったとき、練習に戻る原動力になるのは記録への執念だけではありません。一緒に走ってきた仲間がいるから、もう一度トラックに立ちたいと思える。逆境を乗り越える力は、人とのつながりの中にもあるのです。
為末さんの「逃げてもいい」という言葉も、追い込まれたときに思い出したい名言です。
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勝利・闘志の名言
「1回勝つことは誰でもできる。勝ち続けることが難しい」
陸上界に伝わる言葉
五輪3大会連続で100m・200mの金メダルを獲得したボルトのように、勝ち続けることは勝つこと以上に難しい。一度の勝利に満足せず、同じ舞台で何度もトップに立ち続けるには、才能だけでなく日々の準備が欠かせません。連覇を目指すチームに響く言葉です。
「私は他の選手と競争したことは一度もない。私が競い合ったのは完璧さだ」
カール・ルイス(自伝『Inside Track: My Professional Life in Amateur Track and Field』1992年)
原文は "I never competed against other athletes. I competed against perfection." 五輪で9個の金メダルを獲得したカール・ルイスは、ライバルではなく「完璧な走り」を追い求め続けました。他人との比較ではなく、自分の理想を追いかける。それが結果的に勝利につながるという哲学です。
「口に出さなきゃ、目標は届かない。自分が日本記録を出した時も常に『日本記録』という言葉を使っていた」
設楽悠太(各種インタビューにて)
2018年に当時のマラソン日本記録を更新した設楽悠太選手の言葉です。目標を口に出すことで、自分自身にプレッシャーをかけ、行動を変えていく。言葉の力を信じる姿勢は、どんなレベルの選手にも参考になります。
「やっと4年間くすぶっていた自己ベストが更新できた。9秒台を出してやっと世界のスタートラインに立てた」
桐生祥秀(2017年 9秒98達成後の記者会見にて)
高校3年で10秒01を出してから4年間、9秒台の壁に挑み続けた桐生選手。達成した瞬間の喜びと、「これがゴールではなくスタートだ」という強い意志が同時に伝わってくる言葉です。
「どんな小さい大会でもいいから勝ちグセをつけることだね。勝つことが一番の自信になる」
瀬古利彦(各種インタビューにて)
記録会でも何でもいいから「勝つ経験」を積み重ねること。瀬古さんは、勝利の記憶が自信を生み、その自信が次の勝利を呼ぶという好循環を説いています。まずは目の前のレースで勝つことから始めよう、というシンプルで力強いメッセージです。
「落ち込んでいるふりはしたくない。そんなことをしていたら自分がやってきたことがもったいない」
大迫傑(Number Webインタビューにて)
結果が思うように出なかったときでも、大迫選手は下を向きません。自分が積み上げてきた練習やの日々を否定しないこと。それが次の挑戦に向かう原動力になると語っています。
「レースではスタートのことを考えてはいけない。どうゴールするかを考えるんだ」
ウサイン・ボルト(インタビューにて)
スタートが課題と言われ続けたボルトですが、彼が見ていたのは常にゴールでした。スタートの不安にとらわれるのではなく、どうフィニッシュするかに集中する。目標から逆算して今やるべきことを考える姿勢は、レースだけでなく日々の練習にも生かせます。
大きな大会だけじゃなくて、練習の中でも小さな勝ちを積み重ねていくのが大事なんだなって思います。
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チーム名や名前を無料で入れられるので、練習着やチームウェアにもおすすめです。
お気に入りの名言をプリントして、自分だけの1枚を作るのもいいですよね。
AW(エーダブ)広報 エダちゃん
X(旧Twitter)@AW__SPORTS
最後まで読んでくれてありがとうございます。
陸上競技の名言、いかがでしたか。
練習がつらいとき、試合で緊張しているとき、思い出してほしい言葉がひとつでも見つかったらうれしいです。
トラックの上で、フィールドで、ロードで。
全力で走るあなたを、AWは全力で応援しています。